LINEでトークしようとしたら、トークのちょうどスタンプアイコンの近くのAIのボタンが表示されていて「何度も押し間違えてうざい!」と感じている方、多いのではないでしょうか。
この新機能、「LINE AI トークサジェスト」というものですが、多くのユーザーから「邪魔だ」「消したい」という声が上がっています。
結論から言うと、現状このAIアイコンを消す方法はありません。
この記事では、この厄介なAIトークサジェスト機能の概要と、なぜ消せないのか、現状できる対策について解説します。
LINE AI トークサジェストとは?
まず、この「うざい」AIアイコンの正体ですが、LINEが2024年秋頃から順次導入している新機能です。
参考記事によると、主な機能は以下の通りです。
- 機能1:返信の提案
直前のトーク内容をAIが分析し、おすすめの返信案を生成します。 - 機能2:スタンプの提案
トーク内容に合ったスタンプをAIが提案します。 - 機能3:口調の変換
入力した文章を「敬語」「タメ口」「ねこ語」など7種類に変換します。 - 機能4:AI検索
トーク内容からAIが検索キーワードを提案し、LINE内で検索結果を表示します。
一見すると「便利そう」な機能ですが、これらの機能には利用回数制限があり、無料ユーザーは1日3回まで(LYPプレミアム会員は10回)となっています。無制限に使うには「LINE AI サービス使い放題プラン」への加入が必要です。
つまり、LINEとしては便利な新機能として提供し、最終的には有料プランへの誘導も視野に入れているものと推測されます。
AIアイコンの表示のされ方
LINEトークルーム
LINEオープンチャット
【結論】AIアイコンは消せない(現状)
さて、本題の「このAIアイコンを消せるのか?」という点ですが、非常に残念なお知らせです。
2024年秋の導入時点では、この「AI」アイコンをアプリの設定から非表示にする方法は用意されていません。
現状では利用しない人にとっても強制的に表示される仕様になっています。
ユーザーの不満が続出
この仕様に対し、多くのユーザーから不満の声が上がっています。
- 「スタンプを押そうとして間違えてAIを押してしまう」
- 「ただでさえ狭い入力欄がさらに使いにくくなった」
- 「いらない機能を強制的に表示しないでほしい」
特に、スタンプや絵文字ボタンの近くに配置されているため、誤タップを誘発しやすいデザインになっているのが問題視されています。
なぜ消せないのか?
LINEがこの機能を設定で非表示にできないようにしている理由は、おそらく「新機能をとにかく多くのユーザーに触ってもらいたい」という意図があるからでしょう。
また、前述の通り、利用回数制限を設けることで「LYPプレミアム」や有料プランへの加入を促す狙いもあると考えられます。
とはいえ、これだけ多くのユーザーから「邪魔だ」という声が上がっているため、今後のアップデートで改善される(非表示オプションが追加される)可能性は十分にあります。
現状できる唯一の対策
「消せない」と言われても、毎日使うLINEだからこそストレスを感じますよね。現状、私たちができる対策は非常に消極的なものしかありません。
対策:AIアイコンを「押さないように気をつける」
…これだけです。なんの解決にもなっていませんが、非表示設定が追加されるまでは、慣れるしかありません。
(補足)機能を使わないための設定
アイコン自体は消せませんが、「万が一、間違えて押してしまっても機能が使われないようにする」設定は可能です。
このAI機能を利用するには「情報利用に関するポリシーへの同意」が必要です。まだ同意していない方は、同意しない限り機能は開始されません。
もしすでに同意してしまったか確認したい場合は、以下の手順で設定を見直せます。
- LINEの[ホーム]タブ右上の歯車マーク(設定)をタップ。
- [LINE AI サービス]をタップ。
- [情報利用に関するポリシーへの同意]がオンになっていないか確認する。
ただし、これをOFFにしても、トーク画面の「AI」アイコン自体は消えませんのでご注意ください。あくまで、機能の利用許諾をオフにするだけです。
まとめ
LINEのトーク画面に突如現れた「AI」アイコン(LINE AI トークサジェスト)は、現状、設定で消すことができず、多くのユーザーにとって「邪魔」な存在となっています。
- 結論:AIアイコンは(現状)消せない。
- 理由:LINEが新機能として全ユーザーに強制表示しているため。
- 対策:「押さないように気をつける」しかない。
多くの改善要望がLINEに寄せられているはずですので、今後のアップデートで非表示設定が追加されることを切に願いましょう。それまでは、誤タップしないように注意してLINEを使うしかなさそうです。





























