2020年4月6日時点でTwitter側はプライバシー設定の一部を変更しました。2日後の4月8日からブラウザ版Twitter・Twitterアプリを開くと「データ共有設定の変更」というポップアップが表示されると思います。
そして、これで何が変わるのかというと…
- 今回の仕様変更によりTwitter上のモバイルアプリ広告の測定を管理する機能が廃止
- Twitterに蓄積された広告データをビジネスパートナーへ共有可能になった
共有される情報 | ・モバイル広告のID ・デバイスのIP |
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共有先 | ・Google |
簡単に言えば、Twitter側は今まで表示された広告データ(表示数や反応率など)を企業に提供できるようになった…こんな感じだね。
ユーザーのログインIDやパスワード等の個人情報が外部に流れるワケじゃないけど、この設定をオフにする方法を知りたい方も多いハズなので、今回はこの部分について解説していくわね。
データ共有設定医の変更を拒否する | ①Twitterを開き設定とプライバシーを選択 ②プライバシーとセキュリティを開く ③カスタマイズとデータをタップ ④データ共有設定をオフにする |
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データ共有設定について
今回の仕様変更はユーザーの意図と関係なく既に有効化されています。つまり、4月8日以降からTwitter側は個人のIPならびに広告ID等々を提供しているというコト。
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です。
ただ、IPアドレスなど他プラットフォームへの共有を防ぎたい場合、設定から拒否することも可能です。
詳しくは以下の手順を参考にしてみてください。
「データ共有設定の変更」を拒否する方法
データ共有範囲の変更をするには以下の通りにすすめてください。
まず、Twitterを開いたらアイコンをタップして「設定とプライバシー」を選択します。(画像左側)
タブが切り替わったら「プライバシーとセキュリティ」を選択。(画像右側)
プライバシーとセキュリティの設定ページが開いたら下部へスクロールしてください。しばらくスクロールすると上記の「カスタマイズとデータ」という項目が現われるのでタップ。
初期状態だと「すべて許可」になっていると思いますが、コチラから今回の設定共有の反映を変更することが出来ます。
上述したデータの提供をはじめ、ユーザーの情報を元にTwitterに表示される広告がカスタマイズされる設定など全てオフにしたい場合は上部の「カスタマイズとデータ」をオフにしてください(画像左側)。
全てではなく、データ共有のみ拒否したい場合は「お客様のデータをTwitterのビジネスパートナーと共有する」をオフにしてください。(画像右側)
データ共有を拒否する方法としてはこんな感じだね。
ログインID等の個人情報は共有されない
今回の仕様変更の内容をパッと目にすると「Twitterを無料で提供するために各ユーザーの個人情報を各企業に提供している」なんて勘違いしそうになりますよね。
しかし、冒頭でもお伝えした通りTwitter側がビジネスパートナーに共有しているのは各企業がマーケティングに必要とする広告データがメインです。
つまり、TwitterのログインIDだったりパスワードなどの個人情報を渡しているワケではないということ。この点は安心して大丈夫だよ。
変更手順まとめ
データ共有設定医の変更を拒否する | ①Twitterを開き設定とプライバシーを選択 ②プライバシーとセキュリティを開く ③カスタマイズとデータをタップ ④データ共有設定をオフにする |
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Twitter側が共有するデータ | ・各デバイスのIPアドレス ・モバイル広告のID |
データ提供先 | ・Google |
以上の操作で、4月の仕様変更から有効化された各プラットフォームへのデータ共有を拒否することが出来るわ。IPアドレスをはじめ広告データが共有されること自体に特に大きな問題はないけど、「何となく嫌だな」と感じた人は、今回お伝えした手順を参考にしてみてね。
■もっと詳しく調べる
⇒Twitter(X:エックス)の仕様・使い方まとめ