Twitterでは引用ツイートの評判はあまりよくありません。
引用ツイートは人のツイートを晒す目的で使われることが多いからです。例えば、鍵アカウントの人が、特定のツイートを引用ツイートして悪口を言っていたり批判をしている様子はよく見かけます。
鍵アカウントから引用ツイートされた側は、鍵アカウントのフォロワーになってない限りは、その引用ツイートが見れなくて「1件の引用ツイート」というように表示されてしまうので気持ち悪いとかウザいと思うことでしょう。
今回の記事では、引用ツイートをさせないとか、制限することはできないかについて調べてみました。
引用ツイートをさせないことはできる?
非公開アカウントにする
引用ツイートを制限する・させないようにするには、「非公開アカウント」にするしかありません。
非公開アカウントであれば、他人に引用ツイートされないようにすることができます。
実際に非公開アカウントにして試してみました。
非公開アカウントにする前は引用ツイートできる
公開アカウント時には当然のことながら、引用ツイートは可能です。
非公開アカウントにしてみる
非公開アカウントにするには
- 「設定とプライバシー」
- 「プライバシーと安全」
- 「オーディエンスとタグ付け」
- 「ツイートを非公開にする」をオン
という手順でできます。
このようにして非公開アカウントにすると、引用ツイートができなくなります。もちろん、引用ツイートだけでなくリツイートもできません。
リツイートアイコンをタップしても「非公開アカウントはリツイートできません。◯◯さんのツイートはそのフォロワーにのみ表示されます」と出てきます。
このように非公開アカウントに対してはリツイートも引用ツイートもできないことがわかりました。
非公開アカウント前の引用ツイートは表示され続ける
非公開アカウントにする前の引用ツイートに関しては、そのまま表示され続けます。
しかし、非公開アカウント後には引用ツイートができないので、鍵アカウントなのに引用ツイートが付いているツイートがあるというのは、その当時は公開アカウントにしていたということの証明にもなります。
公開アカウントで引用ツイート制限は不可
上で紹介したように、現状は非公開アカウントでないとリツイート・引用ツイートを制限することができません。
そのため、公開アカウントでは引用ツイートを制限する機能はないです。
リプライ制限をしても引用ツイートは制限できない
Twitterではリプライを制限することができます。
例えば、急激に注目を浴びたツイートがある場合、炎上することもあるので、リプライできるアカウントを制限することができるのです。
参考:「あなたのツイートが注目を集めています」とは?表示時に対応を検討すべき5つのポイント
しかし、このようにしてリプライを制限することはできても、引用ツイートに関しては制限ができないということも問題になっています。
実際に試して確かめてみました。
手順1:リプライ制限をかけてツイートする
まずリプライ制限をかけてツイートをしてみます。
最初に「全員が返信できます」となっていますが、ここをタップして制限をかけます。
今回は「フォローしているアカウントのみ」に制限しました。
「フォローしているアカウントが返信できます」という状態でツイートをします。
手順2:フォローされているアカウントで試す
続いて、リプライ制限をかけたツイート主にフォローされているアカウントでリプライと引用ツイートを試します。
リプライできる
ツイート主にフォローされているため、リプライは通常にできました。
引用ツイートもできる
また、引用リツイートに関しても問題なくできます。
手順3:フォローされてないアカウントで試す
続いて、問題となるリプライ制限がかかったツイート主にフォローされてないアカウントで、リプライと引用ツイートを試します。
リプライはできない
まずリプライに関しては、制限をかけているため、吹き出しマークが機能しません。そのため、返信ができません。
引用ツイートはできてしまう
一方で、引用ツイートに関しては、リプライ制限をかけているツイートに対してもできてしまうのです。
引用リツイートを制限する機能が望まれる
以上のことから、リプライ制限をかけてもあまり意味がないということになっています。そのため、今後、Twitterいは引用ツイートを制限する機能が望まれるでしょう。
まとめ
引用ツイートを制限するには、現状は非公開アカウントにするしかありません。
引用ツイートはリプライ制限をしても、くぐり抜けてしまうので、現状はリプライ制限も引用ツイートという機能の影響で実質的に意味がないものになってしまっています。
今後は、引用ツイートを制限できる機能が実装されれば、この問題は解決すると思うので、その機能が実装されることを待ちたいです。
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