- LINE Outは格安スマホで使えるのか?
- 話題の格安SIMでも使えるの?
- その際にはデータ通信用SIMでも出来る?
- 音声通話付きSIMでないとダメなの?
今回の記事では、このような疑問を解決する内容をお届けします。
LINE Outを利用するには、電話番号で認証する必要があります。そのため、SMS受信が可能なプランであれば、LINEの認証を行うことができて、LINE Outも利用できることになります。
LINEでの通話方法
LINEを使って通話をする方法は2種類存在しています。
LINE無料通話
LINE友だち同士であれば、お互いに無料で通話することが出来る便利なサービスです。
基本的には、このLINE無料通話では、データ通信SIMでも利用可能です。というのも、無料通話は3G、4G、5G、LTEのデータ通信を利用して通話をするためです。そのため、パケット通信量がかかるわけですが、これはデータ通信用SIMでも使えるってことになります。
格安SIMの場合、通信速度が200kbpsとかなり低いケースがありますが、その場合でも問題なく使えるかどうかに関しては、こちらの記事が参考になります。
参考⇒ スマホの通信速度制限中にLINE無料通話は正常に使える?
こちらの記事を参考にするとわかるのですが、通信速度制限中であっても、多少の音声の遅れなどはありますが、そこまで大きな問題にはなっていません。通常に使えます。ですから、データ通信用SIMだとしても通常に使えると判断して問題ないでしょう。
Wi-Fiを持っている場合でも使うことができます。
LINE Out(LINE電話)
一方でLINE Outは相手の電話番号を知っていれば電話をすることができます。そのため、相手とLINEフレンドになってなくても、電話番号を知っていれば通話が出来るサービスです。ここがLINE無料通話と異なる点です。
また、発信専用サービスであり、相手から電話の着信があってもそれを受けることができません。ここもLINE無料通話と異なることです。
LINE Outは自分のスマホ端末の電話番号がないと使うことができません。それでは、実際にデータ通信用SIMでは使えるのか?使えないのか?を以下に説明していきます。
LINE Outはデータ通信SIMで使えるのか?
データ通信用SIMには2種類存在します。
- SMSがついてないデータ通信用SIM
- SMS付きのデータ通信用SIM
この中でLINE Outが使えるのは、SMS付きのデータ通信用SIMです。
何故かと言うと、LINE Outはスマホ端末の電話番号を利用してデータ通信を利用し通話をします。最初に電話番号認証をSMSでするので、SMSが使えないデータ通信用SIMではLINE Outが使えないってことになります。
ただし、SMS付きのデータ通信用SIMの場合、LINE Outを利用した通話は出来るのですが、通常の電話番号付きスマホのような通話をすることができません。LINE Outはあくまでも発信専用サービスであり、相手から電話がかかってきたとしても、それを受け取ることができないのです。
ここが1つデメリットであり、自由に通話をしたいのであればお金はかかりますが、LINE Outではなくてしっかりとスマホの電話番号を契約して行く必要があります。
まとめ
結論からすれば、LINE Outは、SMS対応のデータ通信用SIMであれば使うことができます。
しかし、LINE Outは発信専用サービスとなっており、相手から電話がかかってきたことを知るすべはありません。そのため、自分から発信するだけになってしまいます。ここが通常のスマホの電話とは異なり不便なところなので、LINE Outは広まっていかない原因でもあるでしょう。
仲の良い相手であればLINEのフレンドになっているはずなので、LINE無料通話を使えるわけですが、そうでない相手の場合には相手からの着信がわからないため非常に不便です。
ここまでをまとめると
- LINEフレンド同士であれば、LINE無料通話をするべき。無料です。ただし、相手とLINEフレンドになってないと使えない機能です。LINE無料通話であれば、発信も着信もできます。
- LINEフレンドでない電話番号しか知らない相手にかけるには、LINE Outを使うことにより解決はします。しかし、発信のみで、相手から連絡があった場合を知らせる着信機能がありません。まだまだ不便な機能です。これを使うには、SMS対応データ通信SIMなら使うことができます。
ということになります。
以上のことからも、できるだけLINE Outに頼らないようにしたほうが良いと私は思います。私は使う予定はありません。