YouTubeでは動画を投稿した際に勝手に年齢制限を設定されてしまうことがあります。年齢制限をかけられてしまうと、視聴者が18歳以上でログインしてない限り、その動画を見ることができなくなります。
しかし、自分の動画が18歳以上でないと見れないコンテンツではないっていう場合には、年齢制限を解除しなければいけません。
年齢制限を解除する際には、以下の2つの状況にわけて考える必要があります。
- 個別動画の年齢制限を解除する
- YouTube側で判断された動画の年齢制限を解除する
今回の記事では、年齢制限の解除方法を詳しく解説していきます。
年齢制限対象となる動画
最初に年齢制限の対象となる動画はどういったものなのかを解説します。
それに該当してないのに、勝手に年齢制限をかけられたのであれば、解除をすべきです。
暴力
不快感を与える映像
ヌード
性的内容を示唆するコンテンツ
危険な行為の描写
より詳しくはこちらを御覧ください。
年齢制限のあるコンテンツ(YouTube公式ヘルプに飛びます)
⇒https://support.google.com/youtube/answer/2802167
このような動画をアップロードしているのであれば、年齢制限対象となるので、年齢制限を設定したままにしてください。しかし、これらに該当しないのであれば、年齢制限は解除したほうが良いです。
年齢制限設定による制限(デメリット)
年齢制限をかけられた場合、どういった機能制限がかかるのかについて解説をします。
18歳未満の視聴者は見れなくなる
年齢制限をかけられると18歳未満の視聴者は見れなくなります。18歳までの少年少女に対して精神的な発達において不適切だと考えられるため、見れないようになります。
しかし、実際の所、ネットのユーザーが何歳であるのかについて、YouTube側はどうやって判断しているのでしょうか。
YouTubeはGoogleと連携をしているため、YouTubeアカウントを作成する際にGoogleアカウントの情報を提供してもらいます。Googleアカウントは作る際に生年月日を入力する欄があるので、そこから年齢を判断しているのです。
そのため、ログインせずにYouTubeを利用する場合も、年齢が確認できないために、年齢制限がかけられた動画を見ることができなくなります。
以上のように、18歳未満の視聴者からの視聴を逃すことになります。
ログインしてないと動画を見れなくなる
先程もお伝えしたように、YouTubeアカウントとGoogleアカウントは紐付いています。Googleアカウントの年齢設定がYouTubeアカウントにも反映されています。
そのため、YouTubeアカウントにログインしない状態だと、その人が何歳であるかを判断することができません。つまり、ログインしてない状態では年齢制限が設定されたコンテンツを見ることができなくなるのです。
そういった視聴者からの視聴を逃すことになります。
広告の収益化が制限される
年齢制限がかかった動画に対してわざわざ広告を出したいと思う広告主は少ないです。
もちろん、年齢制限コンテンツをターゲットに広告を出す企業もあるはずですが、そういった企業の方が少ないでしょう。
そういった意味で収益化の機会が制限されるため、稼ぎづらい状態になってしまいます。
年齢制限を解除する方法
年齢制限を解除する方法としては、以下の2通りがあります。
- 個別の動画の年齢制限を解除する
- YouTube側で判断された動画の年齢制限を解除する
それぞれについて補足します。
個別の動画の年齢制限を解除する
まず最初にYoutube Studioにアクセスしてください。以下のページにアクセスしたらサイドバーにある「コンテンツ」を選択します。
制限の部分に「年齢制限あり」と記載されている動画を確認してください。
その動画の「ペンシルマーク」をクリックしてください。
そして、「動画を成人の視聴者のみに制限しますか?」の部分にある「いいえ、動画を18歳上のみの視聴者に制限しません」にチェックを入れてください。
他にも「いいえ、子ども向けではありません」にチェックが入っていることも確認したほうが良いでしょう。子ども向け動画についてはこちらの記事も参考にしてみてください。
参考:YouTubeで子供向け設定を解除する方法!勝手に機能制限された場合の対処法
最後に忘れずに「保存」をクリックしてください。
以上で年齢制限解除が完了となります。
YouTube側で判断された動画の年齢制限を解除する
YouTube側で勝手に年齢制限をかけられてしまったというのであれば、年齢制限の再審査請求を行う必要があります。
YouTubeのポリシーに違反してない動画であったとしても、18歳未満の視聴者にとってふさわしくない動画だと判断された場合、YouTube側で年齢制限が設けられることがあります。
こういった場合には、再審査請求を行ってください。
年齢制限の対象となった動画の横にある「申し立て」リンクをクリックして行います。ただし、再審査請求は1回きりです。
YouTubeチームで判断されるので、1回再審査請求を行ってダメだと判断されたなら、諦めるしかありません。
もしくは、その動画を削除して、年齢制限をかけなければいけないであろう箇所を削除したり修正して、再アップロードするのが良いでしょう。
まとめ
YouTubeでは年齢制限をかけられた場合、収益化に大きく影響を与えてしまいます。
そのため、自分の投稿するコンテンツが年齢制限対象ではないと考えるのであれば、年齢制限は解除した方が良いです。
YouTube側から勝手に年齢制限をかけられた場合には、1度だけ再審査請求を行うことができます。それで却下されたら、再度申請を行うことはできないので、諦めて該当動画を削除するか、修正してから再アップロードしたほうが良いでしょう。
■YouTubeをもっと詳しく調べる
⇒YouTubeの仕様・使い方まとめ
なかなか解除されへん
基準がガバガバすぎてイライラする
いい加減なんだよなぁ