YouTubeの再生回数カウントは何秒から反映されるのかについて調べてみました。
- 動画投稿者が自分の動画を見た場合
- ログインしている視聴者が他人の動画を見た場合
- ログインしてない状態で他人の動画を見た場合
について調べています。
また、それぞれについて、
- 一度見た動画
- 初めて見る動画
の条件別に分けて実験をしてみました。
今回調べた内容などについては、こちらの記事にすべてまとめています。
参考:YouTubeの再生回数カウント仕組みの実験結果と仮説!何秒から?無効再生の基準は?
まずは結論をざっくりと…
一応当記事の結論をまとめると
- 視聴者側の再生回数に反映されるのには数時間かかるため、即時反映されない
- YouTube Studioで見れる視聴回数に反映されるのも数時間かかるため、即時反映されない
- チャンネルアナリティクスのリアルタイムでは、約1~2分で反映される
- しかし、それがすべて視聴者側から見える再生回数に反映されるとは限らない
- アルゴリズムの審査により再生回数にカウントされない視聴もあると考えられる
- F5で更新したり、ページをリロードして再生回数を増やそうとしても無駄
- そのため自分で再生回数を増やそうとしても無駄に終わる可能性が高い
- ただし、自分で再生回数を増やす場合、ある期間が経過すれば再度カウントが働く
ということがわかりました。
実験結果詳細は以下の通りです。
動画投稿者が自分の動画を視聴した場合の再生回数カウント
これは動画投稿者が、動画投稿アカウントで自分の動画を視聴した場合の再生数カウントを調査したものです。
結果一覧表
YouTube Studio | チャンネルアナリティクス リアルタイム |
|
---|---|---|
0秒 | 変化なし | 変化なし |
5秒 | 変化なし | |
10秒 | 変化なし | |
30秒 | 変化なし | 変化なし |
60秒 | 変化なし | 反映 |
最後まで | 変化なし |
※反映後は調査をしてない
※動画は約2分の動画なので、最後までは約2分の視聴をした場合を示している
自分で過去に一度視聴した動画
動画投稿アカウントで、自分の動画を視聴した場合です。
ただし、投稿後に一度自分で視聴したことがある場合という条件付きです。
元の再生回数はYouTube Studioで268回、視聴者側から見て268回となっていました。
おそらく他に誰も見てない動画だと思われるので、自分のアカウントで視聴した場合、YouTube Studioやチャンネルアナリティクスのリアルタイム再生回数はどうなっているのかを調べてみた結果が以下の通りです。
元の再生回数
10秒経過 変化なし
30秒経過 リアルタイムは反映
60秒経過 その後変化なし
最後まで見た その後変化なし
視聴者が他人の動画を視聴した場合の再生回数カウント
続いて、ログインしている視聴者が他人の動画を視聴した場合の再生回数カウントについて調べてみました。
結果一覧表
初めて見る動画の場合
YouTube Studio | チャンネルアナリティクス リアルタイム |
|
---|---|---|
0秒 | 変化なし | 変化なし |
5秒 | 変化なし | |
10秒 | 変化なし | 変化なし |
30秒 | 変化なし | 変化なし |
60秒 | 変化なし | 反映 |
最後まで | 変化なし |
※反映後は調査をしてない
※動画は約2分の動画なので、最後までは約2分の視聴をした場合を示している
一度見たことがある動画の場合
YouTube Studio | チャンネルアナリティクス リアルタイム |
|
---|---|---|
0秒 | 変化なし | 変化なし |
5秒 | 変化なし | |
10秒 | 変化なし | |
30秒 | 変化なし | 変化なし |
60秒 | 変化なし | 反映 |
最後まで | 変化なし |
※反映後は調査をしてない
※動画は約2分の動画なので、最後までは約2分の視聴をした場合を示している
一度も視聴したことがない動画
過去に視聴したことがない動画を、別アカウントからログインして再生してみました。
元の再生回数
10秒経過 変化なし
30秒経過 変化なし
60秒経過 変化なし
最後まで見た 変化なし
過去に視聴したことがある動画
過去に視聴したことがある動画を別アカウントからログインして再生してみました。その結果、どのようになるのかをチェックしています。
※ちなみにですが、過去に視聴したと言っても再生履歴は削除しています。
元の再生回数
5秒経過 変化なし
30秒経過 変化なし
60秒経過 リアルタイムは反映
最後まで見た その後変化なし
ログインしてない視聴者が他人の動画を視聴した場合の再生回数カウント
結果一覧表
初めて見る動画の場合
ログアウトしている状態なので、当然ですが、初めて見る動画ということになります。
YouTube Studio | チャンネルアナリティクス リアルタイム |
|
---|---|---|
0秒 | 変化なし | 変化なし |
5秒 | 変化なし | |
10秒 | 変化なし | |
30秒 | 変化なし | 変化なし |
60秒 | 変化なし | 変化なし |
最後まで | 変化なし | 反映 |
※反映後は調査をしてない
※動画は約2分の動画なので、最後までは約2分の視聴をした場合を示している
一度も視聴したことがない動画
ログアウトしている状態なので、当然ですが、一度も視聴したことがないという前提で話を進めていきます。
元の再生回数
10秒経過 変化なし
30秒経過 変化なし
60秒経過 変化なし
最後まで見た リアルタイムは反映
視聴者側の再生回数にカウントされるまでの時間
視聴者側の再生回数にカウントされるまでにかかった時間は、約2時間でした。
最初は268回だったのですが、2時間ほどして反映されました。
かなりの回数視聴したのですが、反映されているのはたったの3回で合計271回となっていました。
自分の再生回数カウントは1日1回までか
自分が同一動画を再生した場合、再生回数カウントはどうなるのかというと、上述した実験と別に行った実験から以下のことがわかりました。
まず結果をまとめると
- 過去に再生した動画でもリアルタイムに反映される
- しかし、短時間で何度も更新をして再生回数を増やそうとしてもリアルタイムにすら反映されない
ということになりました。
このことから、
- ある程度の期間が経過すれば、再度再生回数にカウントされるのではないか
ということが考えられます。この点を実験するのには時間がかかるので、時間があれば別記事でまとめると思います。
まとめ
以上の内容をまとめると、
- 視聴者側から見える再生回数や動画投稿者がYouTube Studioで見る視聴回数に反映されるのには、かなり時間がかかり、即時反映はされてないことがわかる。具体的には2時間経過してようやく反映された。
- リアルタイムの場合には、約1分から2分くらい経過すれば反映されることがわかる。秒数の違いについては、その時の通信環境などにも左右されると思われる。
- 別の記事にもまとめる予定だが、同一端末、同一回線で何度もリロードをした場合、リアルタイムでも再生回数にはカウントされてない
ということになります。
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