Instagramでは「抑制」という機能があります。この抑制機能では、急激に注目が集まったアカウントへのコメントやDMのメッセージリクエストを抑制するものです。
自分で非表示ワードを設定しなくても、Instagram側が自動でコメントやメッセージをフィルタリングしてくれます。
今回の記事では、抑制の設定方法や、抑制機能の効果などを紹介していきます。
抑制機能の設定方法
抑制機能を設定するには、以下のようにしてください。
抑制をオンにする
まずInstagramアプリを開いて、右下の「自分のアイコン」⇒右上の「≡」⇒「設定」と順にタップしてください。
設定画面から「プライバシー設定」⇒「抑制」と順にタップします。
そして、「次へ」⇒「オンにする」をタップしてください。
以上でとりあえずは抑制機能をオンにすることができました。
続いて、詳細設定に移ります。
抑制する対象の設定
- あなたをフォローしていないアカウント
- 最近のフォロワー
の2通りがあります。
あなたをフォローしていないアカウント
あなたをフォローしていないアカウントとは、その名の通りで、相手があなたをフォローしていない場合です。
初期状態ではオンになっています。
最近のフォロワー
最近のフォロワーは直近でフォローしたアカウントに対しての抑制です。初期状態ではオンになっています。
抑制する期間
抑制する期間は
- 1日・2日・3日・4日・5日・6日
- 1週間・2週間・3週間・4週間・5週間・6週間
から選択することができます。
設定が終わったら「リマインダーを設定」をタップしてください。
抑制の効果
抑制の効果をまとめます。
抑制する対象からのDM・コメントを非表示にする
上で解説したように、抑制する対象をオンにした相手からのDMやコメントを非表示にします。
抑制期間中に送られてきたDMは非表示のリクエストに入り、コメントは自分が承認しない限り非表示となります。
不快なメッセージの疑いがある場合、警告表示
不快感を与える可能性があるコメントに対して、警告を表示するようになっています。その際の表示は「ガイドライン違反の可能性があります。」といったように表示されます。
これを見ることで、人によってはコメントを削除したり、コメントを見直すといったことがあるようです。完全に悪質な誹謗中傷を防ぐことはできないのですが、ある程度良識のある方に対してであれば効果はあるでしょう。
抑制が表示されないのはなぜ?
アカウントによっては、抑制機能が表示されない場合があります。
抑制が表示されない原因をはっきりと特定はできないのですが、私が調べてみた限りでは以下のような原因が考えられます。
- フォロワーがいない・少ない
- 作ったばかりのアカウント
- Instagramが最新バージョンでない
まずフォロワーが0人のアカウントにおいて、抑制機能が表示されていませんでした。そのアカウントは作成後結構時間が経過しているのですが、表示されてないのはフォロワーが0だからとしか考えられませんでした。
他にも作ったばかりのアカウントも抑制が表示されてないことがあります。
更に、Instagramが最新バージョンでない場合にも表示されないことがあります。抑制を利用するためには古いバージョンではなく最新バージョンにアップデートしてください。
まとめ
抑制機能を使うことで、急激に注目を集めたアカウントなどにおいて、誹謗中傷コメント・メッセージを避ける効果があります。
抑制機能はオリンピックなどにおいて、InstagramやTwitterなどをやっているスポーツ選手に対して誹謗中傷をする人が増えていることにより対策したとのこと。
他にも、急激に知名度をあげた有名人に対しても、何らかの番組において失言があったら、誹謗中傷のコメントやDMが一気に届くことがあります。
こういった被害が多くなっているので、Instagramでも対応したようです。
■もっと詳しく調べる
⇒instagramの仕様・使い方まとめ