Twitterを利用していて「とすつい(Tosツイ)」という言葉を聞いたことや目にしたことがあるかもしれません。
今回はTosツイの意味や使い方、見え方などを詳しく解説していきます。
Tosツイ(とすつい)とは
Tosツイ(とすつい)は、ツイートの最初に「@tos」を付けたツイートのことを指します。
フォロワーのタイムラインに自分のツイートを流したくない場合に、「@tos」を付けてツイートが行われます。
※2022年2月現在、こちらのアカウントが復活してしまったため、本来の目的のフォロワーのタイムラインに自分のツイートを載せないという方法に利用不可となってしまっています。
参考:tosツイの代わりは?代用候補アカウント一覧と使えなくなった経緯も
tosの意味は利用規約
tosの意味や英語の「Terms of service」の頭文字をとったもので、「利用規約」を意味しています。
@tosにリプライをする
Twitterで[@XXXX」のように「@+ユーザー名」を付けてツイートすると、そのユーザー名:XXXXに該当する相手にリプライ(返信)をすることができます。
そういった機能を利用したものがTosツイ(とすつい)なのです。
@tosを付けてツイートすることは、ユーザー名「tos」さんにリプライを送ることになります。
では、なぜtosさんにリプライを送るのでしょうか?
リプライはタイムラインに表示されない
Twitterの仕様上、リプライはタイムラインに表示されないようになっています。
通常のツイートであれば、あなたが何かをツイートすると、それがフォロワーのタイムラインに掲載されてしまいます。ですが、中にはフォロワーのタイムラインに載せたくないツイートもあるはずです。
そういった場合に、存在しないアカウントにリプライを送ることで、タイムラインから見えないようにしているのです。
これに活用されているのが、利用規約を意味する「@tos」アカウントです。
tosアカウントは取得できないアカウントだった
Twitterでは、各アカウントのプロフィールページにアクセスする場合、そのアカウントのユーザー名を付けます。
https://twitter.com/ユーザー名
というように打ち込んでアクセスすれば、そのユーザー名のTwitterアカウントのプロフィールページが表示されます。
一方、ユーザー名「tos」という名前は、利用規約を意味しており、そちらのページにアクセスしようとすると、Twitterサービス利用規約にアクセスされてしまいます。
↑にアクセスすると、以下のようにTwitterサービス利用規約につながる
つまり、tosというユーザー名を取得してもプロフィールページが機能しないため、本来は取得できないアカウントでした。
2022年2月頃に、tosというユーザー名のアカウントが復活したことにより、Tosツイ(とすつい)はこれまでのような利用目的で使えなくなったのです。
tosツイは使えなくなった
現在、Tosツイ(とすつい)は使えません。
TOSアカウントが復活してしまったためです。
こちらのアカウントは、取得日が2008年1月からとなっているので、当時は「TOS」というユーザー名が取得できたのでしょう。しかし、Twitter運営上、TOSというアカウント名が取得されると、利用規約ページとかぶってしまうので凍結されていたのでしょう。
ただ、これが復活してしまったので、以前のように「@tos」と付けてツイートすると、上のTOSさんにリプライが送られてしまうことになります。
TOSツイの代替案
代替案として、別の凍結アカウントへのリプライをすることで、フォロワーのタイムラインに載せないツイートをすることになります。
参考:tosツイの代わりは?代用候補アカウント一覧と使えなくなった経緯も
Tosツイ(とすつい)のやり方
Tosツイのやり方としては、以下のようにします。
※上述したように現在はTOSツイをしてしまうと、実際に存在する「TOS」さんにリプライが届いてしまうようになっています。別の代替案を活用してください。
ツイートをする際に、ツイートの最初に「@tos」を付けて、その後に半角スペースや全角スペースを空けてから、文章を書くようにすればOKです。
Tosツイ(とすつい)の効果
Tosツイ(とすつい)の効果としては、
フォロワーのタイムラインに掲載されない
ということです。
フォロワーによっては、あなたの本来のツイート内容とは異なるものをツイートすると、あなたをフォロー解除することがあるはずです。
例えば、車のことを普段ツイートして、それでフォロワーを集めているのに、急にそのツイートとは関係のないツイートをしてしまうとフォロワーが離れてしまう可能性があります。
そうならないように、「@tos」ツイは使われます。
フォロワーのタイムラインには載らないので、フォロワーの目に触れず、嫌になってフォロー解除される可能性が減ります。
まとめ
Tosツイは、現在は使えなくなったので、別の凍結アカウントで代用することになります。
参考:tosツイの代わりは?代用候補アカウント一覧と使えなくなった経緯も
今はTOSツイをすると、TOSさんにリプライとして届いてしまうので注意が必要です。
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