YouTubeの動画はサイトなどにおいて埋め込みをすることができるため、他のサイトに埋め込まれたYouTube動画を見ようとすると「この動画には年齢制限が設けられており、YouTubeでのみご視聴いただけます。」と表示されることがあります。
これは年齢制限のあるコンテンツに該当する動画で、18歳未満の視聴者にふさわしくない動画に対して表示されるものです。
今回は「この動画には年齢制限が設けられており~」と表示される動画の条件や視聴することができない人の条件を説明していきます。
年齢制限がかかる動画の条件
年齢制限がかかってしまう動画の条件としては以下のようなものがあります。
子供の安全に関わるもの
爆発物
爆発物などは子供が見てはいけないものが含まれている可能性があります。
怪我につながるようなチャレンジ動画
子供が危険な目に遭ってしまうような動画に関しては公開が制限されます。特に小さな子であれば、それを真似してしまい大惨事になりかねません。例えば、エナジードリンク一気飲みとかが該当します。
未成年が真似をすると危険な行為
その他、未成年の方が真似をすることで危険な行為が記録されている動画が該当します。
有害または危険なアクティビティ
フェイクだとしても有害ないたずら
本当のことでなかったとしても、そうだと認識してしまうような有害ないたずらもNGです。例えば海外でよくあるチェーンソーを持ったピエロが人に襲いかかるような動画です。
薬物など危険なもの
薬物なども真似をしてしまっては困るので、危険なものとして表示されないようになります。
性的内容・それを示唆するコンテンツ
性的な内容は公共の場にふさわしいものではないので、それに該当するもの、もしくはそれを示唆するような内容の動画は制限コンテンツとなります。
暴力的で生々しいコンテンツ
交通事故などの動画
人が見て不快に思うものももちろんNGです。交通事故の動画などはドライブレコーダーの記録としてよく動画で上げられていますが、そういったものも基本的には制限される対象となります。
ゲームやアニメだとしても暴力的な度合いが高いもの
また中にはゲームやアニメだとしても年齢制限が設けられるような作品もあります。そういったアニメやゲームを扱った動画は制限対象となります。
下品な言葉
人としてあまりにも下品な言葉がサムネイルやタイトル、メタディスクリプションなどに使われている場合には制限対象となります。
ただし、動画の中で言葉として出てくるのであれば見逃されているケースが多いです。
以上のような動画は18歳未満の未成年にとって刺激的なものであったり、視聴するにふさわしいものではないため、視聴に制限が加えられます。
年齢制限が設定された動画を見れない人
18歳未満の視聴者
18歳未満の未成年に対してふさわしくないと設定されているものなので、当然18歳未満の方は視聴することができません。
ただし、年齢を偽っている場合には見れてしまうという抜け穴はあるので、ネットは怖いとも言えますが…。
どういった部分で年齢を判断しているかというと、Googleアカウントの登録生年月日です。
なので、そこを偽って18歳以上で登録している人であれば、関係なく見れてしまいます。
ログアウトしている視聴者
Googleアカウントからログアウトしている場合、年齢が確認できないため視聴することができなくなります。
YouTubeを見る際にはGoogleアカウントにログインをする必要があり、そのアカウントが18歳以上であると登録されていれば(誕生日で判断される)、制限動画を視聴することができます。
YouTube外のサイトに埋め込まれた動画
また埋め込まれた動画に関しても年齢が確認できないため、制限された動画は表示されないようになっています。
他のサイトにて以下の画像のように表示される動画はそれに該当します。
少々面倒ですがYouTubeにて視聴するようにしましょう。
■もっと詳しくYouTubeの使い方を調べる
⇒YouTubeの仕様や使い方まとめ