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YouTubeを見ていると、動画の中にモザイクがかかっていることが稀にあります。例えば、ゲーム実況配信者が「見せられないもの」としてモザイクやぼかしをかける場合、以下のようなものが映っている可能性があります。

よくある具体例

  • ホラーゲーム系実況者:4体(4は当て字です)やグロテスクなもの
  • 一般の動画投稿者:個人情報がバレるもの(クレカや手紙類)
  • 芸能人系の動画投稿者:スポンサーとは関係のない企業のもの。

記事は下に続きます。

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動画投稿者が動画にモザイクをかける部分の中身

モザイクをもし外せるとしたら…以下のようなものの可能性があります。

1. 個人情報

  • 内容: 配信者の本名、住所、電話番号、メールアドレス、クレジットカード番号、身分証明書など。
  • 理由: 個人情報が公開されると、悪用されるリスク(詐欺、ストーキング、個人情報の売買など)が高まるため。

動画を撮影していく中で間違って記録されてしまった自分の個人情報。そういったものにモザイクをかけるのは投稿者には必須です。逆に言えば、生配信やライブなどは個人情報が間違ってうつってしまう可能性も高い。

2. 著作権で保護されたコンテンツ

  • 内容: テレビ番組、映画、音楽、アートワーク、ゲーム外の映像素材など、許可なく使用できないもの。
  • 理由: YouTubeや他のプラットフォームでは著作権侵害が厳しく取り締まられており、違反すると動画が削除されたり、アカウントが停止される可能性がある。

こういったものを動画として投稿してしまうと、チャンネルの警告(ストライク)や動画の強制削除、最悪の場合、収益化の停止や訴訟リスクがありえます。

3. 不適切なコンテンツ

  • 内容: 暴力、性的な表現、差別的発言、過激な言葉、薬物関連など、YouTubeのコミュニティガイドラインに違反するもの。
  • 理由: YouTubeは全年齢向けのプラットフォームであるため、不適切な内容は制限される。また、視聴者に不快感を与えるのを避けるため。

暴力的なシーン、性的な表現、グロテスクな映像など、視聴者に不快感を与えたり、プラットフォームの規約に違反したりする可能性のある部分を隠すために使用されます。

4. 動画作成者の意図しない私物や背景

  • 内容: 部屋の散らかった様子、私生活が垣間見えるもの(家族の写真、趣味のコレクション)、意図せず映った他の人。
  • 理由: プライバシーを守るため、またはプロフェッショナルな印象を保つため。視聴者に意図しない印象を与えるのを防ぐ。
  • 影響:プライベートな情報が広まり、ネットミーム化する可能性。視聴者からの批判や嘲笑。配信者の精神的なストレス。

モザイクの中身の具体例

上に述べたようなことでは、結局、何がうつっているのかわかりづらい!もっと直接的なことで教えてほしい!と思う方も多いハズです。そこで、YouTubeのモザイク使用について、ホラーゲーム実況者、一般の動画投稿者、芸能人系の動画投稿者という具体的な例を挙げて、それぞれどのようなものがモザイクで隠されることが多いのか、詳しく説明します。

1. ホラーゲーム系実況者:ゲーム内の特定の表現

ホラーゲームの実況動画では、以下のようなものにモザイクがかけられることがあります。

「4体」のようなもの

特定のプレイヤーにとって非常に強い恐怖を与える可能性のある、特にグロテスクまたはショッキングなデザインの敵に対して、視聴者への配慮としてモザイクを使用することがあります。

ゲーム内のグロテスクまたは暴力的な表現

出血、人体欠損、特定の残虐なシーンなど、YouTubeのコミュニティガイドラインに抵触する可能性のある表現や、多くの視聴者が不快に感じる可能性のあるシーンを隠すため。これにより、動画が削除されたり、収益化が制限されたりするリスクを減らします。

ホラーゲームとはいえ、視聴者の耐性には個人差があるため、特に刺激の強い部分にモザイクをかけて、視聴者自身が閲覧するかどうかを判断しやすくするという意図もあります。

この場合、モザイクの目的は主に「ネタバレ防止」「視聴者への配慮」「プラットフォームの規約遵守」にあると言えます。

2. 一般の動画投稿者:個人情報が特定されうるもの

日常生活や特定の体験を共有する一般の動画投稿者の場合、意図せず映り込んでしまった個人情報や、プライベートな情報を隠すためにモザイクを使用することが非常に多いです。具体的には以下のような例が挙げられます。

クレジットカード、運転免許証、マイナンバーカードなどの身分証明書類

これらの書類には氏名、住所、生年月日、カード番号など、悪用される危険性のある非常に重要な個人情報が含まれています。一瞬でも映り込んだ場合に必ずモザイク処理がされます。

手紙、請求書、宅配便の伝票など

氏名、住所、電話番号などの個人情報が記載されています。荷物の開封動画や購入品紹介などで、映り込まないように注意していても、うっかり写ってしまった場合にモザイクが必要です。

パソコンやスマートフォンの画面

作業中の画面にメールやメッセージの受信通知、ウェブサイトの閲覧履歴、個人情報を含むファイル名などが表示されている場合にモザイクがかけられます。

表札、車のナンバープレート

自宅の玄関先を撮影したり、外出先の駐車場で撮影したりした際に、特定の個人や場所が特定される情報を隠すため。

映り込んでしまった通行人や第三者の顔

許可なく他人の顔を動画に含めることはプライバシー侵害にあたる可能性があるため、モザイク処理をするのが一般的です。

一般投稿者の場合、モザイクの目的は主に「自分自身や周囲の人物のプライバシー保護」「個人情報の漏洩防止」にあります。

3. 芸能人系の動画投稿者:プロモーション上の配慮

芸能人やインフルエンサーがYouTubeチャンネルを運営している場合、スポンサー契約やタイアップ企画など、ビジネス的な側面が絡むため、以下のようなものにモザイクをかけることがあります。

スポンサー以外の企業のロゴや商品

特定の企業とスポンサー契約を結んでいる期間中に、意図せず(または必然的に)競合他社の製品やロゴが映り込んでしまった場合、プロモーション上の問題を避けるためにモザイク処理をすることがあります。
例:特定の飲料メーカーがスポンサーなのに、別のメーカーのペットボトルが机の上に置いてあった、など。

特定のブランドが強く連想されるもの

ロゴだけでなくても、特徴的なデザインやパッケージなど、特定のブランドを強く連想させるものが映り込んだ場合に、誤解を防ぐ目的でモザイクをかけることがあります。

撮影場所に関連する情報

特定の店舗や施設の名前・ロゴなどが映り込んだ場合に、それが広告と誤解されないように、あるいは何らかの許可が必要になる可能性を避けるためにモザイク処理をすることがあります(ただし、これは一般投稿者にも言えることです)。
芸能人系の動画投稿者の場合、モザイクの目的は主に「スポンサー契約やプロモーション上の問題回避」「企業イメージの管理」にあると言えます。

このように、誰がどのような目的で動画を投稿しているかによって、モザイクがかけられる対象やその理由は大きく異なります。モザイクを見かけた際は、動画全体の文脈やチャンネルの性質を考慮することで、「なぜここにモザイクがかかっているのだろう?」と推測するヒントになるでしょう。


モザイクをかける理由の総括

配信者がモザイクをかけるのは、主に以下の3つの目的があります。

  • プライバシー保護: 自分や他人の個人情報を守る。
  • プラットフォーム規約の遵守: YouTubeやゲーム会社のルールを破らないようにする。
  • 視聴者体験の最適化: 不快感やネタバレを避け、クオリティの高い配信を提供する。

それらが映ったらどうなる?

映った内容の重大さによりますが、軽い場合は視聴者に笑いものとしてミーム化される程度で済むことも。ただし、個人情報や著作権侵害のような重大な場合は、法的問題、経済的損失、チャンネルの閉鎖、精神的なダメージなど、深刻な結果を招く可能性があります。

動画投稿者の対策

例えば多くのゲーム実況系の配信者は、OBSやStreamlabsなどの配信ソフトで画面の一部を事前にマスクしたり、遅延設定を入れて問題部分をカットするなどの対策を取っています。また、配信環境を整理し、プライベートなものが映らないよう注意しています。