バレる

学割などを適用する際にSheerIDというサービスを利用することがあります。今回は実際にSheerIDが信頼できるものなのかを調べてみました。

✅ SheerIDとは?

SheerIDは、個人の所属(学生、教職員、軍関係者など)をオンライン上でリアルタイムに認証するサービスを提供しているアメリカの企業です。

  • 本社:アメリカ(オレゴン州)
  • 設立:2011年
  • 主な用途:学生証明、教職員証明、軍関係者証明、ファーストレスポンダー証明など

企業が割引や特典を提供する際に、「その人が本当に対象者かどうか」を確認するために利用されます。AppleやSpotify、Nikeなど大手ブランドもSheerIDを導入しています。

ただ、個人的に調べた限りでは「完全に安全とはいえないけれど、提携企業とかを見る限り、信頼するしかないっていうのが正直なところ。」でした。学割を使いたいなら使うしかないのが現状でしょう。

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🔐 SheerIDの安全性について

安全性 画像

SheerIDの安全性について、以下の点が挙げられます。

項目 内容
🔒 データ保護 GDPR(EU一般データ保護規則)やCCPA(カリフォルニア消費者プライバシー法)に準拠
📄 プライバシーポリシー 収集した情報は認証目的のみに使用し、無断で販売・共有しないと明記
🛡️ セキュリティ対策 データは暗号化して保存され、認証後すぐに削除されるケースも多い

とはいえ、簡単に信じていいのか?

管理人ほほえみ

ただ、このような情報が記載されていても信頼できないっていう人は多いはずです。

VOD君

学生であれば、そう簡単に信じないように大学で学ぶはずです。教授だとしても発言内容を疑ってみろと。

その考え方は社会に出てからも役に立つことです。今の時代はAIも発達していますし、今後は量子コンピュータの存在もあるので、情報セキュリティは強固であると言っても簡単に突破される可能性はあります。

実際のところ、完全に安全といえるサービスはないのではないかと思います。ただ、そのリスクを限りなくなくすための努力を企業がしているかどうかは重要です。

ですので、SheerIDについても調べてみました。

サイトの一番下の右の方に日本の金融機関とか個人情報を扱うサイトに付けられているマークのようなものがありました。こちらは米国版のセキュリティ保護をしっかりとしていますよという表示でしょう。

SheerID 個人情報

右から4番目のマークをクリックしてみると、https://www.pcisecuritystandards.org/というサイトに飛びます。こちらは「PCI Security Standards Council」という機関のようです。

PCI Security Standards Councilとは

正式名称:PCI Security Standards Council(PCI SSC)
設立年:2006年
設立母体:Visa、MasterCard、American Express、Discover、JCBの5大カードブランド
本拠地:アメリカ(マサチューセッツ州)

PCI SSCは、クレジットカードやデビットカードなどの決済カードに関するセキュリティ標準(PCI Standards)を策定・管理している国際的な団体です。企業ではなく標準化団体(非営利)です。

ですので、セキュリティに関してはしっかりとやっていると言えるでしょう。

Better Business Bureau(BBB)とは

他にもクリックをしてみてみました。

https://www.bbb.org/というサイトにたどり着きます。

このBetter Business Bureau(BBB) は、アメリカ・カナダを中心に活動している非営利団体で、企業と消費者の間に立って、信頼性の高い取引を促進するのが主な目的です。

この部分を詳しく見てみると、ちょっと危険な香りが…。

This business is NOT BBB Accredited. Find BBB Accredited Businesses in Internet Services.

This business is NOT BBB Accredited.Find BBB Accredited Businesses in Internet Services.

と記載されています。

日本語に訳すと

この企業はBBB認証を受けていません。
インターネットサービス業界のBBB認証企業を探すにはこちら。

という意味です。もちろん、このサービスの認証を受けてないからダメというわけではないのですが、SheerIDのホームページの下の方に掲載しているのにも関わらず、認証がなされてないという表示が出てしまうのは、正直企業として大丈夫なのかなって思いますよね。

まあ、でもアメリカの企業って結構そういうところありますし、日本でもその傾向あります。大手だとしても個人情報が流出したっていうニュースは日々ありますし。

完全に安全とはいえないけれど、提携企業とかを見る限り、信頼するしかないっていうのが正直なところ。


💡 SheerIDを使うときの注意点

画像

  • 学校や団体の公式メールアドレスや証明書の提出を求められる場合があります。
  • 基本的に入力情報はその場限りで確認に使われるだけですが、利用規約やプライバシーポリシーは念のためチェックすると安心です。
  • どんな企業だとしてもそうですが「完全に安全とはいえないけれど、提携企業とかを見る限り、信頼するしかないっていうのが正直なところ。」でした。学割を使いたいなら使うしかないのが現状でしょう。今の時代は個人情報流出が頻繁に起きていますし、どの企業だとしても危険性はあると言ったところでしょう。