LINE Payは2014年12月16日にスタートした送金決済サービスです。
具体的にどのようなことが出来るのかというと、LINEアカウント所有者であれば誰でも登録できて、LINE Pay加盟店での決済が簡単になったり、LINEの友だちへの送金に使えます。
でもこのLINE Payの安全性に問題があると危惧されています。
韓国の企業の子会社であることや、LINEの乗っとり被害やなりすまし被害が多くあったこと、そして2021年には中国の業務委託先にLINEアカウントの個人情報にアクセスし放題だったという事実から、安全かどうかということに不安がある人達が多いのです。
果たしてどのような点に問題があるのでしょうか?またネットや実際に使っている人たちの間での評判はどうなのでしょうか?詳しく仕組みやその加盟店などもご紹介していきます。
LINE Payとは?仕組みは?
株式会社LINEが提供するスマートフォン決済サービスのことです。
スマホさえあればLINE加盟店で簡単にお支払いができるので、財布を持ち歩く必要がなくなります。支払った金額の数%ポイント還元もあります。
また、LINE友だち同士送金できるサービスもあります。
しかし、安全性に問題があるのではないかという噂が多いのも事実です。
LINE自体、LINEアカウントの個人情報が中国の関連企業からアクセスできる状態だったという問題がありました。他にもLINEのトーク上の画像や動画等は日本国内ではなく、国外で保管されているという事実。
こういったことから、大切な情報はLINEで共有するべきではないと思いますし、LINE Payを使うのはちょっと控えるべきかなと思います。
特に最近は銀行口座登録の機能などが付きました。しかし、それによって個人情報と銀行口座情報が紐付いてしまうので、あまりおすすめはできません。
LINE Payの使い道
LINEPayの使い道をまとめます。
- LINEPay加盟店の決済がラクラクになる
- LINEPay加盟店からの特別優待もある
- LINE友だちどうしで送金・送金依頼・割り勘が可能になる
というようなものです。
本人確認が済むと出来ること
本人確認が完了すると、
- 残高上限の解除
- 友だちへの送金・送金依頼・割り勘
- LINEPayの口座残高を銀行口座へ出金(手数料220円税込)
が出来るようになります。
でも、加盟店とありますが、現在はどのようなお店が使えるのでしょうか?
LINE Payが使えるお店
LINE Payを使うことができるのは
- LINE Payの加盟店
- PayPayの加盟店
- 2021年8月17日(火)から対応
のいずれかです。
以前はLINE Payのみだったのですが、PayPay加盟店も対象となったので非常に支払い可能な店舗が増えました。
LINE Payの加盟店
コンビニ
ローソん、ファミリーマート、セブンイレブン、セイコーマート、ポプラ、生活彩家
家電量販店
ビッグカメラ、エディオン、コジマ、ケーズデンキ、ソフマップ、ジョーシン、ヤマダ電機、ベスト電器、ベイシア電器など
飲食チェーン店
スターバックス、松屋、吉野家、すき家、天丼てんや、牛角、ステーキ宮、いきなりステーキ、串カツ田中、ほっともっと、オリジン弁当、かっぱ寿司、スシロー、くら寿司、すし銚子丸、目利きの銀次、フレッシュネスバーガー、リンガーハット、和民、白木屋、笑笑、魚民、千年の宴、月の雫、東方見聞録、ミライザカ、はなまるうどん、バーミヤンなど
ドラッグストア
ウェルシア、クオール薬局、クスリのアオキ、くすりの福太郎、くすりのレディ、くすりのハッピー、コクミン、ココカラファイン、サンドラッグ、スギ薬局、ダイコクドラッグ、ツルハドラッグ、トモズ、薬王堂など
PayPay加盟店一覧
加盟店一覧はこちらの記事に記載されています。
⇒PayPay加盟店一覧!コンビニ・スーパー・飲食店・ドラッグストアなど
LINECASHとLINEMoneyの違いは?
LINEPayにはLINECashとLINEMoneyがあります。
LINECashは、まだ本人確認が済んでない人のLINEPayアカウントにチャージされたお金のことをいいます。一方で、LINEMoney本人確認が済んだ人のLINEPayアカウントにチャージされているお金のことを指しています。
要は本人確認が済んでいるか済んでないかの違いというわけです。
LINEPayを使うには?
LINEPayを使うには、登録をしていきます。サラッとそのやり方を説明します。
LINEPayに登録する
LINEアプリでその他>LINEPay>規約に同意してパスワード入力(数字7桁)
※この時に入力するパスワードはLINEPay独自のもので、LINEアカウントにログインするときのパスワードとは異なります。
クレジットカードの登録
一度ここで登録をすることで、次回以降はカード番号を入力しなくともショッピングが出来るというすぐれもの。でも、管理人はちょっと安全性に問題があると思っているので、LINEPayは使っておらず、クレジットカードの登録もしていません。
使えるクレジットカードはVISA、Master、JCB、AMEX、Dinersカードです。
チャージ方法
お金をチャージして実際に使うには、
- 銀行口座
- 現在みずほ銀行、三井住友銀行と連動可能。それ以外の口座は現在利用できません。
- Pay-easy
- コンビニ
- 近所のコンビニからLINEPay口座へチャージ可能です。みずほ銀行や三井住友銀行を持ってない場合はこれが最も利用されやすいでしょう。
- コンビニからのチャージ方法はこちら
の3つの方法があります。クレジットカードからのチャージはできません。
決済方法
決済するには、加盟店のみ使えます。それ以外では使えないので、まだ不便な点はたくさんあります。
使う際には、決済手段としてLINEPayを選べばOKです。
本人確認方法
本人確認をするには
- みずほ銀行・三井住友銀行口座を登録する
- 身分証をアップロードする
のどちらかで行われます。確認後、入力された住所宛てに案内が郵送されてきます。
送金・送金依頼・割り勘のやり方
本人確認済みのLINEMoneyに限り、送金送金依頼・割り勘が可能になります。
やり方はLINEPayのメイン画面で送金/送金依頼/割り勘を選択>友だちを選択>金額とメッセージを入力し転送
※友だちがLINEPayを使ってない場合には、相手に送金することはできません。もし、LINEPayを使ってない相手に送金した場合は、7日後に自動的にキャンセルされます。
LINEPayの安全性は大丈夫?危険ではない?
LINEPayはお金を扱うものなので、その安全性や危険性に関して注意をしないといけません。実際に私はLINEPayの安全性には疑問を持っているので、LINEPayは使わないようにしているのです。
以下に私が調べた限りのLINEPayが危険だと思われる理由を引用などを含めて記載していきます。
LINEPayが危険だと思われる理由
身分証の確認方法
LINEMoneyを使う際に本人確認が必要です。
他の送金サービスであるPayPalの場合、身分証はスキャンして送る必要がありますが、LINEPayでは撮影するだけでOKとあります。つまり、身分証が偽造されていてもわかりにくいというデメリットが有るのです。撮影するだけでは、明らかに本人確認のミスが起こりやすいですよね?
要求される書類点数が少ない
PayPalの場合、ビジネスアカウント開設に保険証+最新の公共料金の領収書が要求されますが、LINE Payは保険証だけでOKです。
公共料金の領収書によって、その保険証の住所に本人が住んでいるかを確認するのですが、それがないっていうことは悪質な人に悪用される危険性があるっていうことを意味します。
今はどのようなサービスでも、本人確認は厳しくなっているのにもかかわらず、この審査は簡単すぎやしないかということです。
契約書面で「安全性を保障しない」と明示
また以下の記事に書かれていることを抜粋して載せてもらいました。
仮にハッキングによる口座情報流出などがきっかけで大量の損害がユーザーに生じた際にも、LINE Pay社がペイ出来る範囲でしか、電子マネー契約に基づく損害賠償は請求できないこととなる*(仮にLINE Payを相手に勝訴しても、LINE社本体が保有している資産や債権などは、名義が違うために強制執行が出来ない)。
セキュリティなどに関する欠陥、エラーやバグ、権利侵害などを含みます。)がないことを明示的にも黙示的にも保証しておりません。当社は、利用者に対して、かかる瑕疵を除去してLINE MoneyアカウントおよびLINE Moneyを提供する義務を負いません)。
引用元 http://echo-news.net/japan/extreme-lines-of-one-sided-terms
更に詳しく内容を見たい場合には、引用元を参考にしてもらいたいです。
LINEPayの安全性に関してのまとめ
結局のところ、LINEPayは管理が杜撰であり、信頼できる送金サービスとは言えません。LINE自体は友だちとのやり取りで使えるサービスなのですが、このLINEPayに関してはお金が関わってくるので、さすがに危険としか言いようが無いです。
LINEに登録をして電話番号とかメールアドレスくらいの個人情報が流出するのは問題ないのですが、お金に関してはさすがに危険としか言いようがないです。
そのため、LINEPayを使うっていうのは避けるようにしたほうが無難といえます。