「設定」>「プライバシーとセキュリティ」>「非公開」…この手順で操作すれば、全てのTwitterユーザーはいつでも自分のアカウントに鍵をかけられます。(非公開アカウント=鍵アカウントなどと呼ばれます。)
ただ、この記事をご覧になっている人の多くが、非公開アカウント(鍵アカウント)にするとどうなるのか気になっているんじゃないかな。今回は非公開アカと通常アカとの違いについて解説していくんだけど、その前に答えから簡潔にまとめておくね。
非公開アカウント移行による変化 | ・概要欄以外は閲覧できない ・FF外相手に情報が開示されない |
---|---|
フォロワーへの影響 | ・RTできなくなる ・フォロー解除すると再申請が必須に |
より詳しく知りたい人は、下記の項目も合わせて確認してね。
※イーロン・マスクが買収してからTwitterという名称がXに変わりました。仕様が徐々に変更されています。そのため現在調査中のものもあります。
非公開アカウントへの設定方法
非公開アカウント(鍵アカウント)にするには、以下のようにしてください。
手順1:「設定とプライバシー」
Twitterアプリを開いたら、左から右にスワイプするとメニューが一覧で表示されます。そこから「設定とプライバシー」を選択してください。
手順2:「プライバシーと安全」
設定画面から「プライバシーと安全」を選択します。
手順3:「オーディエンスとタグ付け」
「オーディエンスとタグ付け」を選択してください。
手順4:「ツイートを非公開にする」
最後に「ツイートを非公開にする」をオンにしてください。
これで鍵アカウントにすることができました。
Twitterで非公開アカウントにするとどうなる?
鍵アカウントは「相手に許可されないとフォロー出来ない」なんて情報は多くの方がご存知かと思います。ただ、それ以外にはどういった違いがあるのでしょうか。
さっそく、Twitterを非公開(鍵アカウント)にすると具体的にどうなるのかをまとめてみました。
なお、この項目では「自分をフォローしていない人からの見え方」を解説しているんだけど、今居るフォロワーからどう見えるかを知りたい…という場合は、下部の「既存フォロワーへの影響」を参照してね。
投稿内容やフォロワー等の情報が見れない
非公開に設定すると、許可されたアカウント(フォローを許可されたアカウント)以外は、ツイートを初めとした様々な情報が見れなくなります。
フォローしないと閲覧不可 | フォローしなくても閲覧可能 |
---|---|
・ツイート ・リプライ ・いいねした内容 ・リツイートした内容 ・フォロー/フォロワーの詳細 |
・アイコン画像 ・ヘッダー画像 ・プロフィール文章(bio) ・アカウントID ・フォロー/フォロワー数 |
非公開アカウントはフォローさせてもらえないと「プロフィール文章」とか「フォロワー数」など外側しか見られないんだ。
逆に「会社の人にアカウントがバレるかも。でも、せめて中身は見られないようにしたい」…なんて状況であれば、非公開に設定してしまうのが良いですね。
■こちらも参考に!
⇒ツイートを見られたくない相手には「フォロワー解除⇒鍵アカウント⇒ユーザーID変更」が有効
以前までは「非公開設定にしても昔のツイートは見られてしまう」こんな噂がありましたが、現在のTwitterでは、非公開にした時点で過去のツイート・今後のツイート全てが閲覧不可になるので安心してください。
ただし、ある方法を利用すると仮に非公開アカウントであっても、ごく一部の情報を確認されてしまうケースがあります。
詳しくは「Twitterで非公開アカウントのツイートを見る方法【鍵垢を合法的に覗き見る】」にて解説していますので、興味がある方は合わせて確認してみてください。
リツイートやリプライをしても相手に情報開示されない
非公開アカウントの状態だとしても、FF外のユーザーのツイートをRTしたり、発言に対してリプライを送る事も可能です。
しかし、非公開アカウントの仕様上、「RTしてきたアカウントの名前が分からない」・「リプライを送られた相手は通知が来ても中身が表示されない」なんてことも…
鍵垢にしている側は、割と普段通りリプライを送ったりRTなどの機能を使えるんだけど、フォローしていないユーザーに対しては、気を付けないといけない部分がいくつかあるね。
■関連記事
⇒Twitterで鍵垢にリツイートされても通知なし!誰にRTされたか特定する方法は?
既存フォロワーへの影響
既にフォロワーが居る状態で、途中から非公開アカウントに設定した場合、あなたのフォロワー達はどんな影響を受けるのでしょうか。
リツイートが出来なくなる
仮に相互フォローの関係だとしても「非公開アカウントに対して許可されない行為」という物があります。
それが「リツイート」。許可している人間以外は、ほぼ全ての情報が閲覧不能になるわけだから…リツイートで不特定多数のユーザーに拡散できてしまったら鍵垢の意味が無くなっちゃうわよね。
もちろん、非公開アカウント同士の場合もリツイートだけは出来ません。
一度フォローを外すと承認が必要になる
上述した通り、非公開アカウントに対するフォローは認証制なので、途中で鍵垢にすると既存のフォロワーが居なくなってしまうのでは…と心配する方も少なくありません。
ですが、変更する前にフォローしてくれていたアカウントは認証済として扱われます。つまり、既存のフォロワーが自動的にフォロー解除されることは無いので安心してください。
ただし、非公開アカウントへ変更した後に、既存のフォロワーが自分からフォローを解除してしまうと、他のアカウントと同様にフォロー申請が必要になります。
オートロック機能で例えると分かりやすいかも。既に部屋の中にいる人(フォロワー)は、部屋を自由に使えるけど、一度でも外に出てしまう(フォローを外してしまう)と、持ち主に直接鍵を開けて貰わないと再び入室することが出来ない…といった感じだね。
相手がフォローリクエストを送ってきて、それを此方側が申請を承認するという作業が必要になります。
■参考
⇒【Twitter】フォローリクエストを拒否するとバレる?⇒通知は届かないが調べるとバレる
Twitterの非公開アカウント設定による影響まとめ
非公開アカへ設定後の変化 | ・投稿内容やいいねした情報が閲覧不可に ・RTやリプライでの情報が開示されなくなる ※相手がFF外の場合 |
---|---|
既存フォロワーへの影響 | ・リツイートできなくなる ・一度フォローを外すと再申請が必要になる |
Twitterのアカウントに鍵をかけても既存フォロワーはそこまで大きな影響を受けないわね。リツイートが出来なくなるくらいよ。
逆にFF外のアカウントは、フォローの申請が通らない限り中身が一切見られない状態になるんだ。
■もっと詳しく調べる
⇒Twitterの仕様・使い方まとめ