
X(旧Twitter)である程度目立ってしまうとDMに不審なメッセージが届くようになってしまうことがあります。
そうすると、中には「疑いのあるコンテンツの可能性があるのでメッセージを非表示にしています」という不審なDMが届き、中身を見ることができないことも。こういった疑いのあるコンテンツは基本的にメッセージリクエストを見てみると出てきますよね。
この中身を見ることができない「疑いのあるコンテンツの可能性があるのでメッセージを非表示にしています」とは一体どういった条件で表示されるのでしょうか?
今回は、その原因と仕組みについて分かりやすく解説します!
結論から言えば、他のユーザーから報告をたくさん受けているアカウントからのDMは、「疑いのあるコンテンツの可能性があるのでメッセージを非表示にしています」という表示付きで届く可能性が高まります。
「疑いのあるコンテンツの可能性があるのでメッセージを非表示にしています」と表示される原因
では、具体的にどのような条件を満たすと、DMに「疑いのあるコンテンツの可能性があるのでメッセージを非表示にしています」と表示されてしまうのでしょうか?原因としては以下のことが考えられます。
Xで報告がたくさん寄せられている
📝報告機能とは
Xの報告機能は、ユーザーが安全かつ快適にプラットフォームを利用できるようにするために非常に重要な役割を果たしています。規約違反をしているアカウントや、他のユーザーに危害を加える可能性のあるコンテンツを排除し、健全なコミュニティを維持するために、一般ユーザーからの報告を受け付けている機能です。
多くの報告が寄せられるアカウントは、Xの利用規約やルールに違反する行為を行っていたり、他のユーザーに対して迷惑や不快感を与えるような行動をとっていることが多いです。具体的には、以下のような特徴が挙げられ、そういったアカウントからのDMは「疑いのあるコンテンツの可能性があるのでメッセージを非表示にしています」となる可能性が高くなります。
ヘイトスピーチや差別的な発言を繰り返す
人種、民族、出身地、宗教、カースト、性的指向、性別、性同一性、重篤な疾患、障がいなどを理由とした個人または集団に対する攻撃、脅迫、嫌がらせを行うアカウントは、ヘイト行為として多くの報告対象となります。
特定の個人や団体への嫌がらせ・誹謗中傷・脅迫
特定のユーザーに対して執拗に攻撃したり、プライバシーを侵害する情報を晒したり、身体的な危害を示唆するような脅迫的なメッセージを送ったりするアカウントは、嫌がらせや脅迫行為として報告されます。
スパムや詐欺行為を行う
大量の無差別な投稿やDMを送ったり、フィッシングサイトへ誘導するリンクを貼ったり、誤解を招くような情報でユーザーを騙そうとしたりするアカウントは、スパムや詐欺として報告されます。
不適切なコンテンツを投稿する
未成年の性的搾取に関連するコンテンツ、過度に暴力的またはグロテスクなコンテンツ、同意のない露骨な性的コンテンツなどを投稿するアカウントは、重大な規約違反として報告されます。
なりすまし行為
個人、ブランド、組織など、他者になりすまして誤解を与えようとするアカウントは、なりすましとして報告されます。最近では正式にパロディアカウントとすれば、パロディとして認識させることはできますが、そういった手続きを踏まずになりすましていると悪質と判断されかねません。
プラットフォームのルールを悪用する
自動化ツールを使って大量にフォロー・アンフォローを繰り返したり、複数のアカウントを不適切に運用したりするなど、Xのシステムの悪用を目的とした行為を行うアカウントも報告されます。
違法行為や危険行為を助長する
違法な商品やサービスの取引を呼びかけたり、自◯行為や自◯を推奨・美化したりするなど、現実世界での危害につながる可能性のある行為を助長するアカウントも報告されます。
Xが不審なメッセージだと判断した場合
Xは、AIなどを使って自動的にメッセージの内容をチェックしていることがあります。以下のようなメッセージは、スパムや迷惑メッセージだと判断され、「疑いのあるコンテンツの可能性があるのでメッセージを非表示にしています」と表示される場合があります。
- 不審なURLが含まれている
- 明らかに宣伝や詐欺目的と思われる内容
- 同じような内容が大量に送られている(スパム判定)
- その他、Xが設定している安全基準に抵触する可能性のある内容
要するに、「あなたと普段から交流がなく、Xが安全性を確認できていないアカウントからのDM」は、「疑いのあるコンテンツの可能性があるのでメッセージを非表示にしています」と表示される可能性があると考えておくと分かりやすいでしょう。
DMの中身を確認するには
「疑いのあるコンテンツの可能性があるのでメッセージを非表示にしています」となったDMも、承認すればもちろん確認することができます。その中身が悪質だなと判断したら、報告したりブロックして防ぎましょう。