ツイッターでたまに見かける「このツイートは表示できません」という表示。
バズっているツイートに対するリプライだったり、誰かの会話先だったりと様々な場面で見かけますが、このように表示される原因はご存知でしょうか?
今回の記事では「このツイートを表示できません」の原因とツイート内容を閲覧するための解決策について解説しているわ。
「このツイートは表示できません」の原因と解決策
結論からお話しすると以下の8つに該当している場合に「このツイートは表示できません」と表示されます。
- ツイートが削除されている
- アカウントが削除されている
- ガイドライン違反により非表示となっている
- 鍵アカウント設定になっている
- 自分もしくは相手がブロックしている
- 相手がシャドウバンになっている
- Twitter側の不具合
では、それぞれの項目を解決策と合わせて確認していきましょう。
原因1:ツイート自体が削除されている
ツイートが削除された場合には「このツイートは表示できません」と表示されます。
削除されたツイートを見るためには以下の方法を利用してください。
解決策 | 備考 |
---|---|
Web上に保存されたキャッシュから確認 | 過去20件まで閲覧可能 (削除された後でも対応) |
ツイログから確認 | 相手がツイログに登録している必要がある |
Feedlyから確認 | Feedlyに追加する前のツイートは閲覧不可 |
削除されたツイートをピンポイントで閲覧する事は難しいですが、直近でツイ消しが行われた際は、Web上に保存されたキャッシュから確認するのがオススメです。
原因2:アカウントが削除されている
アカウントが削除された場合にも「このツイートは表示できません」と表示されます。
※アカウントが削除されてから長期間経過していると表示されないケースがあります。
この場合にも、原因1で紹介した解決策にて、ツイートを確認できることがありますので試してみてください。
原因3:ガイドライン違反により表示となっている
炎上目的のツイートや、アンチが多いアカウントはツイッターの「通報機能」によって非表示になるケースが多いです。
この場合は、ツイッターのサーバー上で閲覧制限がかかると考えられるため、キャッシュから閲覧するのは難しいのが現状。
そのため、他のユーザーがツイート内容をスクショで保存していないかチェックしてみましょう。
ツイッター検索で探すのが難しい時は、「TweetSave」というツイッター専用のWeb魚拓サイトを利用しよう。もちろん、TweetSaveにツイートが保存されていない場合は閲覧できないけど、有名なアカウントになるほど保存されている可能性は高いよ。
原因4:鍵垢(非公開アカウント)設定になっている
スレッド内に鍵垢ユーザーが居る場合は、以下のように表示されます。
ブラウザ版とアプリ版で表記は異なりますが、鍵アカウントユーザーのリプライに関しては「このツイートは表示できません」もしくは「このツイートはありません」と表示されます。
なお、鍵垢ユーザーのツイート内容はフォローを許可されない限り見ることは出来ないよ。
鍵アカウントのフォロワーになれば見れるので、相手にフォローリクエストを送って承認されるのを待ってみてください。ただし、相手によっては見ず知らずの人のフォローリクエストを承認してくれないこともあるので、必ずしも承認されるとは限りません。
原因5:自分 or 相手がブロックしている
自分もしくは相手がブロックしているアカウントの場合も同じく表示されます。
アカウント状態 | 表記 |
---|---|
自分が相手をブロックしている | このツイートはブロックしているアカウントから送られたツイートであるため表示できません。 |
相手が自分をブロックしている | ツイート自体が非表示になる |
※2019年のアップデートにて「このツイートは表示できません」から「このツイートはブロックしているアカウントから送られたツイートであるため表示できません」という表記に変更されています。現在は再び「このツイートは表示できません」かに戻りました。
自分からブロックしているツイートに関しては右側の「表示」をタップするとツイート内容を閲覧する事が可能です。
ただし、ツイートによっては表示ボタンが出ない時もあります。その際は該当するアカウントのブロックを一旦解除してツイート内容をチェックしましょう。
逆に、相手からブロックされている場合はブロックを解除してもらうか、ブロックされていない別アカウントを使わないと投稿内容を確認する事はできないわ。
原因6:相手がシャドウバンになっている
相手が何らかの制限行為にひっかかり、シャドウバンにかかっている場合、相手のツイートが表示されないということが起こりえます。
実際に管理人も複数のアカウントを運用してきましたが、シャドウバンにかかっているような兆候のあるアカウントでは、ツイートのインプレッション数が非常に低いです。ツイートの表示にツイッター社側で制限をかけているのではないかと考えられます。
シャドウバンになってしまっている場合、これが原因だと特定はできません。そのため、他で説明してきたような対処方法を試してみてください。
参考:Twitterの「シャドウバン」とは?確認方法と解除する方法も
原因7:Twitter側の不具合
Twitter側の不具合により、ツイートが表示されないということも起こりえます。上のいずれの原因でもない場合、さらには上のいずれの対処方法を実行しても解決しない場合には、この可能性も考えられるので、修正されるまで待ってみてください。
現状無関係な原因
Twitterの仕様は随時変更されます。そのため、以前は該当していたけれど、現在は違うということがありえます。
相手をミュートしている場合は関係ない
現在調べてみた結果、相手をミュートしている状況においては、「このツイートは表示できません」とは出てこないことがわかりました。
普通にツイートは表示されます。
ミュートワード設定も関係ない
ミュートワード設定時にも今回の「このツイートは表示できません」とは関係がありませんでした。
「このツイートは読み込めません」を非表示にする方法
多くのファンを持つインフルエンサーならびに芸能人のリプ欄を見てみると、「このツイートは読み込めません」という表示がたくさん並んでいます。
その数が多すぎてリプライを見るのが大変…という声もあがっていますが、残念ながら今のところTwitter公式アプリでは非表示にすることは出来ません。
リプライを送っているユーザーをブロックしてもミュートしても非表示にはならず、そのまま「このツイートは表示できません」が残るだけ。
現在でこそバージョンアップにて非表示にされている理由が記載される仕様になりましたが、当初はアメリカTwitter本社に対しても多くのユーザーが不満の声をあげていたようです。
ただ、2019年7月に米Twitter社は「会話を始めたユーザーがリプライを非表示にできる仕組みをテストする」とアナウンスしています。これによって若干は見やすくなるかもしれませんが、残念なことにいつ実装されるのかはまだ決まっていません。
クライアントアプリなら非表示にできる場合も
上述した通り、Twitter公式アプリでは非表示にすることができません。しかし、クライアントアプリであれば別です。
Twitterのクライアントアプリといえば「Janetter for Twitter」・「TheWorld for Twitter」・「Echofon」などが代表的だね。
クライアントアプリ上では非表示になっているケースが多いため、「Twitterのアップデートまで待てない・どうしても今すぐ非表示にしたい」という場合は利用してみると良いでしょう。
ただし、あくまでもサードパーティ製品なので、リアルタイム機能が利用できないなどTwitter公式アプリよりも劣る部分はあります。この点を意識しながら使うか使わないかを決めてくださいね。
まとめ
表示できないツイートの原因 | ・ツイート削除 or アカウント削除をしている ・ガイドライン違反により表示になっている ・鍵垢に設定している ・自分or相手がブロックしている ・相手がシャドウバンを受けている ・Twitterの不具合 |
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読み込めないツイートを閲覧する方法 | ・Web上に保存されたキャッシュから閲覧 ・ツイログから閲覧 ・Feedlyから閲覧 ・TweetSaveから閲覧 |
ツイートが表示されない原因の多くは「ツイ消し」ね。叩かれるのを避けるためにツイ消しに加えて鍵アカにするユーザーも居るわ。
ただ、ツイート削除であればモノによってはキャッシュやWeb魚拓から再度チェックする事ができるので、「どうしても消されたツイート内容を見たい」という方はチェックしてみると良いよ。