Twitterだけでなく現在では返信が面倒だけど、とりあえず相手に見たよのアピールをするための「リアクション」という機能が様々なメッセージアプリやSNSで普及してきています。
しかし、このリアクション機能を巡って、様々な人間関係のトラブルが起こる可能性も潜んでいるのです。
特に炎のリアクションとか、ハートのリアクションには注意が必要です。
今回はリアクションだけで返信するのはマナー的にどうなのか、などについてもインターネットのクラウドソーシング経由で募集した実際の意見なども踏まえて紹介していきます。
リアクションだけの返信はマナー違反か?
リアクションだけの返信はマナー違反かどうかについて実際にアンケートで調べてみた結果、年齢にもよりますが以下のような意見が得られました。
意見1:バカにされている気がする
ある程度の年齢層の方からの意見ですが、バカにされているような気がするという意見も多かったです。
なぜそのように思うのでしょうか?
大体ですが30代以上の方だと、それまでのインターネット上のやり取りではメッセージを送り合うのが普通でした。
リアクションという機能は基本的に最近出てきたものであり、様々なSNSやメッセージアプリでも使えるようになってきたのは最近です。
そのため、時代の流れに適応するのが苦手になってくる50代以降の方になるとかなりイラッとされる可能性が高くなります。
また、30代とかの人でも、マナー違反だと思うという回答をされる方もいました。
意見2:リアクションくらいの気軽さが良い
10代や20代くらいだとあまり気にしていないという人も多く、むしろ返信されるのに手間取らせるのが嫌だから、リアクションくらいで返信もらえたほうが良いという意見もありました。
これくらいの年齢層だと、ある程度小さい頃からインターネットに慣れ親しんでいる人たちであり、インターネットのわずらわしさなども実際に体験してきているのでしょう。
例えば、LINEのグループチャットで中学や高校の同級生とやり取りしあっていたのも、10代から20代くらいの世代でしょう。
普段から人と関わるのが好きというのであれば、こういったトークも良いかもしれませんが、自分の時間が欲しいとか、仲間はずれにされたくないがために仕方なく返信をするという人にとっては苦痛で仕方なかったのかもしれません。
ですから、リアクションくらいで完結できるようなドライな付き合いを好む傾向の方もおり、そういった方はリアクションという機能を好意的に見ているようです。
意見についての考察
以上で見てきたように、大きく分けると、イラッとするというタイプと特に気にしないとか、リアクション機能に対して良いと考えているタイプの2通り分かれます。
年齢によって分けるのはあまり良いことではないかもしれませんが、やはりある程度、年齢が高いほどリアクションだけの返信に悪い印象を持っており、若い年齢層ほどリアクションだけでもいいと考える方も多かったです。
これはやはり、年齢が高くなるほど会社などの役職も上の立場となっており、多くの人から気を使われる立場だからこそ、リアクションだけの返信だと「自分が適当に扱われている」という気を抱いてしまうのではないかと思われます。
もちろん全員がそうではないのですが、そういった傾向が高いなと結果を見て感じました。
相手によってリアクションを使うべきかどうかを考えよう
上のことから考えると、相手によってリアクションだけの返信にするべきかどうかを決めるようにしないといけないなと感じます。
特に相手が自分より目上の立場の相手だと感じているのであれば、リアクションだけで終わらせるのではなく、自分のメッセージで終わらせるほうがコミュニケーションの基本だと思われます。
また、仲の良いフォロワー同士の会話であれば、リアクションだけで返信するっていうのもありでしょう。
例えばDMでやり取りをしていて初めてこれから二人で会うときに、「今遅れる!」みたいなDMが送られてきた場合には、それに対してわざわざ返信をせずに「リアクション」で見たよアピールをする程度で良いでしょう。
ハートや炎に意味は?
リアクションには様々なリアクションが存在していますが、その中でも炎やハートを使われるといろんな意味でドキッとしてしまうこともあるのではないでしょうか?
ただし、ハートを使われたとしても、所詮Twitterだけの関係です。ハートには大きな意味はないと考えて良いでしょう。
LINEとかのかなり関係性が近いアプリの1対1トークにおいてハートを使ってくるのであれば、多少は気があるのかなって思って良いかもしれませんが、Twitterでは距離感が遠いので、ハートリアクションだけで相手が自分に好意があるなどを決める決定打にはなりません。
ただし、炎に関してはちょっと意見がバラける気がします。
非常に親しい仲であれば、やる気があるとか熱血的な意味で「炎リアクション」を使うことはあるかもしれませんが、そこまで仲が良いわけではない相手から炎が来たのであれば、もしかしたら相手は怒っている可能性はあります。
直近のツイートとか、相手に送ったDMなどを見直して、もし相手が本当に怒っているようなのであれば、様子を探ってみるようにした方がよいでしょう。
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