Twitterでは公開アカウントでも隠しツイートをすることができます。
もちろん、隠しツイートとはいえ、見ようと思えば見られてしまいますが、よほど自分のツイートに興味を持っている人とかでない限りは、その隠しツイートを見ることはないでしょう。
今回の記事では、
- 隠しツイートの原理
- 隠しツイートをする方法
- 隠しツイートが他人に見られる条件
について本文で詳しく解説を加えます。
隠しツイートの原理
Twitterで隠しツイートをしようと思ったら、「@」マーク付きで凍結アカウントにメンションをすると、隠しツイートをすることができます。
この隠しツイートをするには
- 「@」を付けて正しくメンションをすること
- メンション先が凍結アカウントであること
- ただし、存在しないアカウントの場合には、メンションが成立せずに、他人のタイムラインに表示されてしまう
の3点を満たすようにします。
「@」を付けてメンションツイート
まず、「@」を付けて正しくメンションツイートをする必要があります。リプライと間違えやすいので注意が必要です。
参考:Twitterのメンションとリプライの違いとは?他の人が見れるか等も
ただし、普通のアカウントに対してメンションをしたとしても隠しツイートにはなりません。隠しツイートとして成立させるには、メンション先が凍結アカウントでないといけません。
メンション先が凍結アカウント
メンション先が凍結アカウントでないと、隠しツイートは成立しません。
存在している非凍結アカウントではダメ
なぜかというと、メンション先のアカウントが存在しており、なおかつアクティブなアカウントの場合には、相手に通知が届いてしまいます。
そうすると、相手に迷惑がかかります。
それによって、相手が逆にそのツイートをRTして、拡散してやろうと思ってしまうかもしれません。
だからといって存在していないアカウントにメンションをしても隠しツイートは成立しません。
存在していないアカウントにメンションでは不成立
存在していないアカウントにメンションツイートをした場合、メンションが成立しません。
そのため、その「@」付きの部分はリンクとして機能せずに通常の文字列と認識されてしまい、他人のタイムラインに普通に表示されてしまうのです。
存在していないユーザー名を使ってしまうと、このようになってしまうため、存在しているアカウントでないといけないのです。
凍結アカウントであることが重要
以上のことから、メンション先が存在している凍結アカウントである必要性がわかると思います。
凍結アカウントであれば、相手にメンションを送っても、相手には通知が届きません。
さらに、存在しているアカウントのため、メンションとしても成立します。
こういったことから、凍結アカウントをメンション先に選ぶ必要があります。
凍結アカウントの探し方についてはこちらの記事で詳しく解説をしています。
参考:Twitterの凍結アカウントを効率的に探す方法!「アカウントは凍結されています」を活用する
トスツイと言われる
隠しツイートは、Twitter上では「トスツイ」と言われています。なぜトスツイと呼ぶのかの詳細はこちらに記載しています。
参考:Tosツイ(トスツイ)とは?「@tos」のやり方や効果を解説
トスツイについて、簡単に説明をしておくと、@tosさんは凍結アカウントとして存在していたので、[@tos」を付けてツイートをすれば、隠しツイートとして成立していました。
しかし、2022年2月にtosさんが凍結解除されて、使えなくなったため、現在は別の代用候補アカウントを利用します。
候補に関してはこちらの記事を参考にしてください。
参考:tosツイの代わりは?代用候補アカウント一覧と使えなくなった経緯も
それでは、以下では具体的に隠しツイートのやり方を解説します。
隠しツイートをする方法
上の原理で解説したように、隠しツイートをするには、凍結アカウントに対してメンションをします。
現在の候補は、以下のの記事でも解説していますが、
参考:tosツイの代わりは?代用候補アカウント一覧と使えなくなった経緯も
- note
- xxx
- null
が挙げられます。
これらをツイート内に「@」を付けてツイートするだけで隠しツイートとなります
こんな感じにツイートします。
このようにしてツイートすることで、xxxさんが凍結解除されない限り、隠しツイートのメンション先として利用していくことができます。
では、本当にこういった隠しツイートは本当に他人に見られづらくなるのかを調べてみました。
実際に試してインプレッション数を確認
実際に隠しツイートを試してみました。
そして、普段のインプレッション数と比較をしてみます。
※今回利用したのはフォロワー数300名くらいのアカウントです。
まず普段のツイートは8時間くらい経過すると、インプレッション数は100~200くらいです。
しかし、隠しツイートの場合には以下のようになりました。
8時間経過して、たったの11です。
詳細のクリック数3となっているのは、自分がツイートした時と、8時間経過した時に自分が確認した2回が含まれているので、実際にはインプレッション数が9で、詳細のクリック数は1になります。
このように隠しツイートとして成立していると考えられます。
隠しツイートが他人に見られる条件
隠しツイートが他人に見られる条件もあります。
先程実験した、インプレッション数の11の中の自分を除外した9は、以下のような理由で表示されたものだと思われます。
「ツイートと返信」から確認された
隠しツイートは「ツイートと返信」でないと確認できません。
そのため、インプレッション数がカウントされたということは、「ツイートと返信」まで自分のプロフィールを見てくれる人ということになります。
@メンション先で検索された
他にも今回利用した「@xxx」をTwitter検索されて、隠しツイートが表示されたという場合もカウントされます。
@xxxが隠しツイートに使えるというのは、だんだん知られてきているので、隠しツイートを見たい人が「@xxx」検索をしていたりするのでしょう。
隠しツイートがリツイートされた
今回の実験した内容では該当しませんが、隠しツイートが誰か別の人にRTされた場合、そのRTした人をフォローしている人たちのタイムラインに隠しツイートが表示されます。
こういったことでもインプレッション数はカウントされます。
まとめ
隠しツイートをするには、凍結アカウントにメンションをすることで成立します。
実際に見られる回数も非常に少なくなり、フォロワーとかにも自分のプロフィールの「ツイートと返信」を確認されない限りばれないので、特定の相手だけに見せたいという場合に有効です。
■もっと詳しく調べる
⇒Twitterの仕様・使い方まとめ